生活考案室の事例

考えたのは「浮遊感」です

「バーをやりたい」
というご相談でした。

バーをはじめるまえ、依頼主はメキシコへ旅にでました。その異国の地で目のあたりにした建築や風景や酒から、多くのインスピレーションを得たそうです。生活考案室は、依頼主のそうした着想を色濃く反映した唯一無二の空間づくりをめざしました。たとえば、トワイライトゾーンのようなピンクの内部空間。それはメキシコの酒場に似ているようで、しかし忠実に再現されたわけでもなく、じつは日本の伝統色や素材と混じり合いチューニングされたもの。あくまでも、酒を味わい、酔いを心地よく楽しむための非日常空間として、緻密にデザインされています。

こうして開店したこの店で、めまいがしそうな夜がはじまります。

・店舗デザイン施工
・インテリア選定
・オブジェ選定