生活考案室の事例

考えたのは「日常」です

「駅を降りたら気の利いたベーカリーと
カフェがあるまちにしたい」
というご相談でした。

すでに先行して存在していた駅前のベーカリーの賑わいは、地元の日常の風景となっていました。その隣に並んでいた建物をカフェとしてリノベーションするにあたり、生活考案室はなによりもその外観を変えることに注力しました。たいせつなことは「あたかもずっとまえからそこにあったかのような自然な存在として視覚的に見せること」でした。いったいなにを施したのか、その形跡さえほとんどわからないようなナチュラルな仕上がりをめざしたのです。結果、そのカフェはベーカリー横にずっと昔から並んでいたかのような佇まいで、ある日突然出現しました。

こうしてできた駅前の新しい風景は、あっというまにいつもの日常に溶け込みました。

・店舗改装デザイン施工
・外観修景
・ピンストライピング
・植栽