生活考案室の事例

考えたのは「朽ちる美」です

「店の看板を立てたい」
というご相談でした。

と同時にもうひとつ「古い滑車を使った看板にしたい」という要望も添えられていました。依頼主はアンティーク店のオーナー。独自の審美眼をお持ちです。生活考案室は、その方のセンスに寄り添うデザインをめざしました。生活考案室が考える看板とは、お店とお客さまとのファーストコンタクトとなるもの。はじめましての挨拶。自己紹介。その意味で看板とはお店の顔であり、お店を体現するものであり、フィロソフィーを具現化したものにほかなりません。そのような考えから、このアンティーク店の看板のテーマは「朽ちる美」となりました。

こうしてできた看板が、感度のいいお客さまだけを静かに店へと案内してくれます。

・看板デザイン制作
・ピンストライピング